若狭のお魚図鑑 | アカウニ | お魚好きの清佐(SEIZA)
幻のウニといわれて
こんなに美味いウニは食べたことがない
味は?★★★★★ 星5つ
若狭湾究極の食材 赤うに
こんにちは、魚をこよなく愛すし、食べる、見る、さわるで魚一筋のカメラ好きのSEIZAです。
今回紹介するのは関東では幻と言われる「あかうに」の紹介です。
「アカウニ」という名前の通り殻が朱色のうに。
若狭湾では初夏から秋頃までの3ヶ月間ぐらいの期間限定の旬の味覚です。
地元の人間でもなかなか食べることのできない超高級ウニ
十数年前までは、高いけれどまだ、手の届く範囲でしたが、近年は、味、見た目、希少価値全てにおいて価値が上がり、一般市民には手の届かないほどの高い食材になっています。
赤うには、ムラサキウニと比べて水深の深いところに生息していています。
そして、取るのが難しい岩場等の下に入り込んで見つけることも、獲ることも難しく熟練の漁師さんでも容易ではなく量も少ないです。
そして少しでも痛めて(キズ)しまうとしまうと、自ら体中のトゲをすべて外してし死んでしまうデリケートなウニ。
良質の海藻を餌に育つ若狭の赤ウニは、一度だべたら忘れられない虜になるウニ
味は、おそらくウニが嫌いという方が食べても「美味い!」という言葉が出るのは間違いないくらい美味しいです。
バフンウニでも、ムラサキウニでも、勝てない濃厚な旨味と甘み。
くどくなく、何個でも食べられる上品で洗礼された美味しさは、食通と虜にしています。
余談ですが、昔は、ミョウバンを使用したウニが多く、ミョウバン臭さがウニ嫌いになる要因の1つでした。
※今は、ミョウバンを使用しているのは、結構減りました。
雲丹に使用する理由は、形を保持するためです。
ウニはとても鮮度に敏感で殻をむいて、卵巣だけにすると溶けていきます。
そのため、形を守るためと、溶けないためにミョウバン使用します。
もし使わなかたら、2日程度で溶けてドロドロになってしまいます。
良い効果があるのですがこのミョウバンは味や香りに影響してしまいます。
ミョウバンを使用すると、臭く、苦いウニになってしまいます。そのため薬品臭く美味しくないウニになってしまいます。
ミョウバンを使用しなくても見事な形と鮮度
もし、初夏から秋にかけて、若狭小浜に遊びに来てこのウニを見つけたらぜひ、お買い求めください。
こんなに美味いウニがこの世にあったのかと思うほど美味いです。
もう、晩秋なので今度食べられるのは来年の初夏かから。
それまで待つ価値は絶対にあります!!!