お魚図鑑

コバンザメ 小判鮫 鮣 Echeneis naucrates

投稿日:2018-09-15 更新日:

若狭のお魚図鑑 | コバンザメ | お魚好きの清佐(SEIZA)

魚へんに印

コバンザメは若狭の海でも泳いでいるのね

味は?☆☆☆☆☆
星ナシ

たべ損ねたので味は分かりません...トホホ

コバンザメ

こんにちは、魚をこよなく愛すし、食べる、見る、さわるで魚一筋のカメラ好きのSEIZAです。
今回紹介するのはコバンザメ!
魚へんに印で「こばんざめ」と呼びます。
魚へんに○○とかいて......という魚はいくつかあるのですが、有名な魚なのに魚へんの漢字がない魚があるのになぜ、コバンザメはあるのかな、不思議。
例えば、ウツボは「鱓」という漢字があるけど、アナゴは穴子で魚へんの漢字がないです。
不思議。

初めて見た時は、まじでビビった!気持ち悪い魚だったよ

初めて見た時、本当にびっくりしたのを覚えています。

長靴の底みたいなのが落ちてるなぁっと思ってひっくりかえしたらビックリ!魚!

うぉっ!てなりました(笑)

鮫にくっついているイメージがあったのでちょっと調べてみました。

世界中の暖かな海にいるそうです

コバンザメはどうも、あたたかな海が好きなようです。

太平洋東部や大西洋北東部以外の海にいて、わりと沿岸にいるようです。
日本でも北海道から九州、屋久島、琉球半島とほぼ全国に生息していて意外と珍しくない。

コバンザメの多くはサメにくっついて回ることが多いイメージですが、結構、回遊しているそうです。
釣りでも釣れることがあるようです。

面白いことに種類でくっつく相手が決まっているんです。
8種類確認されていて、サメ、ウミガメ、イルカ、マンボウにくっついています。
結構早くて飛び回るイルカは意外ですけどね。

産卵期は秋前後。
産卵しそうになるとメスは海面近くを泳ぎ、オスが追っかけて、産卵・放精が行われるので、今回も定置網に入っていたのかな。

コバンザメはサメが付くけど鮫じゃない

学術的には、スズキ目コバンザメ亜目コバンザメ科。
なので、サメではないです。

吸盤みたいなのは、背びれが変化したものと言われています。
特徴である頭のあたりの長靴の底みたいな吸盤は、板状の縞になっています。
吸盤はコバンザメが後方に動くと引っかかってくっつき、前方に進と外れる便利な仕組み。
くっついた相手が速く泳ぐとずーとくっついたままになるね。
だから、イルカでもOKなのか!

実は、食べることも出来て旨いそうですよ

鹿児島や、九州など南の方で、漁師さんの間では「旨い」と評判のようですね。

食べられたんですね。
失敗、今日貰えばよかった。

デカければデカイほうが、旨いそうです。

くせもなく、白身。

でもなぁ、コバンザメは、宿主に寄生している寄生虫を食べることがあるって書いてあったので
コバンザメにも寄生している可能性が高そう。
考えると怖いな。

火を通すと身がしまるそうなので、から揚げとか旨そう。
次見つけたら実践だね。

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