マトウダイ マトダイ 馬頭鯛 Saintpierre

若狭のお魚図鑑 | マトウダイ | お魚好きの清佐(SEIZA)

フレンチではムニエルの定番魚

火を通しても、刺身でも旨い

味は?★★★★★ 星5つ

私の好物です

こんにちは、魚をこよなく愛すし、食べる、見る、さわるで魚一筋のカメラ好きのSEIZAです。
今回紹介するのは、マトウダイ(馬頭鯛)です。
若狭湾の底引きでよく獲れる魚の一つです。

こちらでは、バトと呼びます。
他にも模様からマトダイ(的鯛)と言ったりしますね。

目次

個人的に大好きなマトウダイ

底引きが始まると必ず獲れるのがマトウダイ。
通称バト。

刺身でも、煮つけでも、ムニエルでもなんでも合う使いやすい白身の魚です。

捌くと、身が3つに分かれます。

引用:Rの世界図より

中骨などがないため、三枚に卸した後の調理は簡単です。

肝も大きく、堪能できます。

フレンチでは、サンピエール(マトウダイの事をフランス語で)といい、ムニエルの定番魚。

私もよく、作りました。舌平目も使ったな。
マトウダイの旨みを活かせるし、食べやすい。

本当は、刺身が好きで、モチっとして甘くて美味しい。
昆布〆はしっかり〆るよりも淡く香る感じで昆布〆にすると最高です!

癖がないのであら汁も美味しいので余すことなく食べられる魚です。

高級魚なのかそうじゃないのか微妙なとこ

フレンチなど高級魚の扱いですが、サイズが細かくなると一気に安くなる魚。
ヤガラの時にも説明しましたが、この魚も顔がデカい。
歩留まりが悪いので仕方ないか。

でも、大きくて可食部分が大きいものは良い値がしますが、ノドグロや甘鯛に比べ全然安いので、手の出やすい魚です。

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どこにでもいるけど、日本海側の方が美味しい感じがする

生態・生息

マトウダイは西部太平洋・地中海・インド洋・東部大西洋に分布する海水魚である。日本の近海にも多く、本州中部から東シナ海にかけての沿岸域に生息する。温暖な海の海底付近で暮らす底生魚で、群れは作らず単独で遊泳していることが多い。-出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』-

どこにでもいるのですね。
夏の魚というより冬の魚のイメージが強いです。

あと、北陸から山陰でよく食べられているような気がします。
関東ではフレンチなどの洋食、日本海側や関西では刺身などの和食って感じ。
※勝手なイメージです。

顔がでかいので、顔は煮つけ。
骨はあら汁。
身は刺身。

これが我が家の定番です。

ぜひ、皆さんも試してください。

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この記事を書いた人

若狭小浜在住、魚とビールを愛する「おさかな探訪家」。
毎朝、地元・小浜漁港で水揚げされた魚と向き合い、その日の鮮魚や旬の魚をブログでリアルタイム発信中。
元・流通業で培った経験を活かし、「魚の見分け方」「おいしい食べ方」「季節ごとの魚の特徴」など、初心者でもわかりやすく、写真と共に紹介しています。旅することも大好きで、魚を求めてあちこち出かけることも。
このブログでは、小浜を中心とした**魚の情報、旅先のグルメレポ、地元の漁師さんのリアルな声もお届けします。
一人でも多くの人に、「魚っておもしろい」「食べてみたい」と感じてもらえたらうれしいです

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